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今日は、文術検で学んでいる予備校の国語講師の方から、嬉しい実践報告をいただいたので、ご紹介いたします。

「考える授業で、成績アップ!!」
「文術検の成果を、勉強・仕事に生かす!!」

私は、東京のある予備校で、国語を教えている講師です。仕事をしながら、予備試験・司法試験合格を目指しています。そのため、「頭をシャープにしよう」と、昨年から、「日本文章術検定講座」(文術検/スクール東京主催)を受講しています。
「文術検」のおかげで、勉強も進み、それ以上に仕事においても、結果が出始めています。
その「成果」を、今回は報告します。

大学受験のシーズン到来、今日も、早々と合格を決めた生徒たちの喜びの声が聞こえてきます。私の教えるクラスでは、合格率は例年の2倍近くに伸びています。
この3月に卒業するA君が、お祖父さんと一緒に挨拶に来てくれました。
「孫がお世話になりました。小さい時から、本を読むのが嫌いで、一向に勉強しない。遊びまわるわけではないが、何をやるにも気力がない。どうしたものかと、息子夫婦とも話しておりました」
「ところが、国語の授業を受けてから、考えることがどんなことかと、家族に話し始めるようになりました。『本を読むことはおもしろい』と言うようになりました。社会の出来事、自分の夢までも話すようになったのです。成績も当初は、偏差値50がやっとでした。このままではどこも受からないのではと、やきもきしていました」「でも、先生がその場で、添削してくださることで、ぐんぐんと力がつきました。あっという間に、志望校の偏差値を超えました。最後の記述模試では、90%弱の点数も取れ、周りだけでなく本人も驚きの成績でした。これも、“考える授業”のおかげです。孫が、『先生の授業を受けることが出来て、本当によかった』と、喜んでいました」
話の途中で、感極まれたのか、お祖父さんは、握手まで求めてきました。
クラスの合格率が高くなったことで、思わぬ波及効果も生まれています。それは、来年受験する1学年下の生徒たちの授業に臨む態度が、よくなったことです。先輩から聞いたのか、それとも、親から話を聞かされたのかは、分かりません。しかし、本来なら騒がしいはずの一番成績の悪いクラスでも、彼ら・彼女らは、初めての私の授業にも関わらず、今年は無駄口が一切ありません。真剣に授業を受けるようになっています。授業後、彼らは、ひっきりなしに質問に来るようになりました。思考力をつけることこそ、学力アップの秘訣、ということが、子供たち本人にも分かってきているようです。

1つ1つの言葉を踏まえて、しっかり読むことで、そのテーマ内容の論理の展開を理解することが出来るようになりました。この当たり前のことが、教わる者たちの持っている論理力を開花させていっているのです。
「文術検」の「成果」は、こんな形でも現れるのかと、教えている私自身が驚いています。
これまでの結果を、私は予備試験・司法試験で生かして、合格を勝ち取り、さらに実務においてもプロとして恥ずかしくない力をつけたいと、思います。

事務局 大澤

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